あいつの日誌β

働きながら旅しています。

ニセコに4泊5日で旅をしてきた(1)

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ついでにその前後で札幌にも旅行して合計7泊8日の旅をしてきたのですが、今回は主にニセコについてのお話です。

  • 時期と動機
  • 宿泊所について
  • グラン・ヒラフについて
  • 移動手段
  • 周辺のご飯について

行った時期と動機

02/08(金), 02/09(土), 02/10(日), 02/11(月) に First Cabin ニセコに宿泊してグランヒラフでスノボを楽しんできました。

以前京都に宿泊したときに、ホテルの中にあるこワーキングスペースで外国人のノマドワーカーが働いていて、その中で私一人がノマドしている、という状況を体験したのですが、その時に「ああ、日本だけど英語が中心のスポットがこれから徐々に増えてくるんだな」と感じました。

そういった場所が最初は点と点で出来始めて、そのうち線になって広がるんだろうなと思っていたのですが、実はニセコがすでにそうなっているんじゃないかな。と思いました。

というわけで未来の日本かもしれないニセコに旅してきました。

宿泊所について

ファーストキャビン ニセコ・ぽんの湯

今回スノボしに行った場所はいわゆるニセコなのですが、宿泊先は倶知安駅の近くにあるファーストキャビン ニセコ・ぽんの湯 です。

今回は4泊中の2日間は友人と一緒の部屋だったのでファーストクラスキャビンとプレミアムクラスキャビンをそれぞれ利用しました。

ファーストクラスキャビン

イビキがフロアに響わたるので耐性の無い方はお気をつけ下さい。こちらの施設では一番安い部屋です。

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プレミアムクラスキャビン

最大4人宿泊できる施設に3人で利用しました。部屋の作り自体がかなりコンパクトなので4人で宿泊すると狭く感じると思います。あと荷物を広げる空間があんまりないのでいっぱい荷物があるとちょっと大変だと思います。

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スノボの道具について

私は現地でフルセットをレンタルしました。ホテルからヒラフウェルカムセンターまでバスが定期的に発車しているので、バスに普段着で乗り込み、現地でヒラフウェルカムセンター近くの.BASE(ドットベース)で借りました。2日以上利用する場合は板とボードはそこに置いておけるのでとても便利です。ウェアは途中で変更ができませんので最終日に返却します。ウェアを返却するのでホテルに洋服を忘れないようにご注意下さい。

友人はホテルへ郵送しておいて、帰りにホテルから自宅に郵送していました。ヒラフウェルカムセンターまではバスが定期的に発車しているのでホテルからウェアに着替えてスノボの板をそのままバスに持ち込んで現地に行けます。

グラン・ヒラフについて

ニセコにはスキー場が4箇所集まっているのですが、First Cabin からはグランヒラフへの無料バスがでていたので基本的にここのゲレンデを利用しました。

いくつかコースはありましたが私は今回でスノボが3回目の初心者なので、以下のコースを利用しました。

  • ファミリーコース
  • 望洋コース
  • 高原コース
  • グリーンコース

ファミリーコースは平坦な場所が途中で出現するのでスノボだと途中で止まってしまのと、減速しながら進みたいけど道がやや狭いので初心者は難儀するポイントが多いです。 あと雪質がそこまで良くありませんでした。たぶん人がいっぱいいるからだと思います。

望洋コースは一番滑りやすかったです。ターンができる程度であれば広いので人と進路が被らないので安心して滑れます。ファミリーコースよりも雪質が良かったです。とはいえ天気にもよると思うのですが、午後の時間帯になると少し雪質が悪くなった気がします。

高原コースは望洋コースと隣接しているのですが、あんまり滑りませんでした。高原コースから望洋コースへ移動するときに使う感じでしょうか。

グリーンコースは少し難しかったので1度しか滑りませんでした。道が狭い箇所があるので大きく回りこんで減速しながら下りたい初心者には厳しかったです。とはいえ広い場所もあるので狭いポイントをクリアすれば上質な雪質が楽しめると思います。

グリーンコース午前中に一度だけしか滑ってないのですが雪質がすごいもふもふしててすごかったです。

それから実際にニセコのゲレンデで感じたことは以下の通り。

  • どちらかというとスノボよりもスキーヤーのほうが多い
  • 海外では若い人がスキーでゲレンデデビューするのが最近のトレンドらしい
  • みんなヘルメットをきちんと装着している
  • コース自体がスキー向けであまりスノボ向けでない気がする
  • 雪は基本的に新雪で粉雪の状態が非常に多い
  • 午前の早い時間帯に行けば大体パウダー
  • 午後になると初級コースは雪が固まってしまう

雪質はすごく良かったと思います。でも一番優しいコースのファミリーコースがちょっとスノボ向けでない気がしました。木の葉落としがなんとかできるようになってコースを一人で降りてみよう、という人に向いている場所がなかった気がします。

ちなみに去年行ったテイネの初心者コースは勾配と距離がちょうど良かったです。木の葉落としができるようになってターンの練習を始めたばかりの人にとっては逆に札幌テイネのほうが良いかもしれません。

スノボのレンタルについて

フルセットでレンタルしました。板と靴のほかに上着とパンツ、帽子、ゴーグル、グローブ。靴と板は .Base に預ける事ができます。単純に番号札つけておいておくだけの原始的なプロトコルでした。一応他にもレンタルできる場所はあるみたいですが、私はここが便利だったので利用しました。

ウェアに関しては一旦返却ができないので数日はそのウェアを借りることになります。

私は借りたウェアがパスを入れるポッケが腕についてなかったので(後で気づいた)交換したかったのですが、残念ながらそれはできないとこのこと。まあでも胸ポケットに入れて必要なときに取り出して使いましたがそんなに困りませんでした。

ちなみにみなさんメット着用していましたがこちらではメットを借りることはできない様です。やっぱり富裕層のみなさまはヘッドが一番大事なんだな、と思いました。いやホントかぶるだけでリスク減るから絶対かぶった方がいいよなあ。

行き方と帰り方

札幌から First Cabin までのルートは以下の通りです。

帰る時は小樽に立ち寄りしたのですが以下の通りです。

北海道での移動手段ですが、個人的には電車よりもバスの方がスケジュールにずれがないような気がします。以下私の私見です。

  • JR は大雪だと除雪に時間がかかる為遅れることが多いが運休になることはあまりない。* ただし強風の場合は運休になる事が多い
  • バスは吹雪で視界が悪い場合は運休となる場合もありえる
  • 路面が凍結している場合も同様

今回ニセコに移動する前に寒波がやってきたので心配だったので前日にバスの窓口の人にバスが運休になる可能性を尋ねたところ「今の所、運休になるという話は聞いていない。過去寒波によって運休になるような事例はない。運視界不良、凍結によって運転が困難になればそうなることもある」とのことでした。

今回の寒波は夜間の間で落ち着き、かつその後もあまり風が吹かなかったため特に問題ありませんでした。たぶん雪が積もる分には割と安全で、逆に日光で雪が中途半端に溶けた方が危ない様です。

ごはんについて

ニセコは基本的に海外の富裕層が遊びに来る場所なのですが私が今回宿泊した倶知安に関してはリーズナブルなお値段のお店が多いです。

居酒屋二代目サムライ

倶知安駅近辺にあるお店です。友人が車で来ていたので車でお店まで移動しました。徒歩で移動するとたぶん体の調子を崩すと思います。一応電話で予約したのですが、入店した時点でほとんど満席でした。

回転寿司羊蹄丸

First Cabin ニセコの近くにある回転寿司屋さんです。こちらは徒歩でもいける距離でした。北海道とはいえ内陸部にあるのであまり鮮度に期待していなかったのと観光地なのでお値段も高めという事もありハードル低めでお邪魔したんですが意外と美味しくってよかったです。

味の時計台 倶知安

札幌にもあるお店なのでたぶんチェーン店だと思います。あんかけそばと餃子を頼みました。北海道ということもあるせいなのか麺と一緒に食べた海鮮がやたらと美味しかったです。

北海堂レストラン

First Cabin に併設されているレストラン。札幌と新橋にもあります。4500円でラムしゃぶ+飲み放題にできます(要予約)

なんですがちゃんと定食メニュー(1000円〜1500円)があるので雪の中出かけたくない場合はこちらでも良いと思います。

マックスバリュ 倶知安

実はホテルのとなりにマックスバリュがあるのでここでお弁当買ってラウンジで食べるのが一番安いです。正直なところそれが一番良い方法な気がします。

コンビニ

マックスバリュが閉店したとしてもコンビニでお酒を買うことができます。ちなみになぜかわんはんどれっどさうざんど円 のワインがコンビニで売っていました。さすがニセコ。まあでも店員さんに聞いたら「まだ買って行った人を見たことがない」とのことでした。なので逆に購入してみると面白いかもしれませんね。私はもちろん買わないですけど。

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10万円のワイン

まとめ

私はまだ初心者だったので山の麓にいる時間が多かったのですが、1度少し頑張ってやや高いところ行ったのですがとっても雪がもふもふしていました。

斜面が急で少し怖かったのですが、よくよく考えればここまでもふもふしていれば転倒時のダメージはむしろ少ない気がしました。それぐらいもふもふでした。

そしてニセコですが私が宿泊していたのは倶知安のホテルだったのですが日本人グループも数名いましたしゲレンデでも日本語はかなり聞こえて来ました。海外からの旅行客は多いと思いましたが、とはいえニセコはまだまだ日本だな、と感じました。京都のミレニアルズのような「自分以外外国人」みたいな状況は感じませんでした。

というわけで今回パウダースノーを無事体験し、ニセコが海外化しているのかどうかを検証することができました。この記事を書いている時点ではまだ筋肉痛がひどいのですがスノボ楽しかったのでまたニセコまで遊びに行きたいと思います。