福岡へ4泊5日で働きながら旅をしてきた
あらすじ
私は現在東京でフリーランスのエンジニアをしていますが、いつか海外を旅しながら働きたいという願望があります。拠点を日本に残しつつ、労働ビザではなく、観光ビザで3ヶ月ごとに旅する国を変えたい。
なんですが拠点を東京に残した場合は維持費が結構かかります。東京以外の選択肢が必要なので福岡を視察をする為に4泊5日で行って参りました。
旅の概要
ざっくり説明するとこのような感じです。
日程 | 天気 | 内容 |
---|---|---|
9月24日(日) | 晴 | 成田->福岡、チェックイン、市内を散策 |
9月25日(月) | 快晴 | 4h作業、太宰府、柳川、STAND BY ME |
9月26日(火) | 快晴 | 2h作業、糸島 |
9月27日(水) | 曇り時々雨 | 4h作業、市内を散策、awabar |
9月28日(木) | 晴れ | チェックアウト、お土産購入、福岡->成田 |
旅の目的は3つ
- 実際に旅行しながら稼働を確保するのはどこまで可能なのか?
- 地方で車を運転する
- 福岡は移住先として検討するための情報を入手する
実際に旅行しながら稼働を確保するのはどこまで可能なのか?
週3程度の勤務の場合、この日程だと16時間稼働すればOK。なんですが仕事の状況がそこまで切迫していなかったので今回は10時間程度の稼働に切り上げました。意外と作業に集中できたので旅行先で稼働するのはアリだと思いました。
地方で車を運転する
車を運転したかったのは私が地方への移住を検討しているにも関わらずペーパードライバーだからです。去年ぐらいから移住を検討していて2016年の8月ごろに免許を取得していたのですが運転をしたのは夏らしさを求めておじさん2人が南伊豆へ旅した記録 2017の一回だけです。
色々ありましたが無事生きて帰ることができました。
福岡は移住先として検討するための情報を入手する
まったく福岡に人脈がないので「立ち飲み BAR に行ってなんか話しかけてみるか」ぐらいの気持ちでしたので、正直あまり成果を期待していなかったのですが、意外にも色々な情報を入手する事ができました。
飛行機と宿泊先
飛行機と宿泊を計画。日程に関してはいつ、どれぐらい滞在するか特に決めていなかったので、安い航空会社を検索。3週間後の成田、福岡間のジェットスターが安かったのでこれにしました。金額は17440円です。
宿泊先は Airbnb を利用しました。Airnbn を利用するのは初めてです。4泊で25602円です。内訳は以下の通りです。
内訳 | 金額 |
---|---|
¥ 4900 × 4 泊 | ¥ 19600 |
清掃料金 | ¥ 3000 |
Airbnbサービス料(VAT込み) | ¥ 3002 |
利用した部屋はこちらです。利用した理由は金額が安すぎず高すぎず、相場にマッチしていると感じたこととレビューには非常に便利な立地であるとの記述があったからです。実際にその通りで素晴らしい立地でした。おすすめです。お値段はシーズンによっては上記の金額と違うと思います。
事前に調査した事
以下の動画、記事を見ました
- 福岡県のオシャレスポットPR動画「HAKATag CLAPS The Deepest Fukuoka City Guide」 - YouTube
- Y氏は暇人
- http://hash.city.fukuoka.lg.jp/ijyu-yui
あとは現地で高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応する事にしました。
TOPICS
自分の為に細かい事を色々と買いて備忘録を残したいのですが、それをすると長くなってしまうので主要な情報だけ紹介します。ごはんに関しては別の記事にまとめたいと思います。
STAND BY ME
おしゃれなホテルと立ち飲み BAR のお店です。
ホテルに関しては当初はここに泊まる事も考えたのですが、予定していた日程では連続して宿泊できなかったので今回は Airbnb を利用する事にしました。
立ち飲み BAR に関しては地元の人と出張にきた人が半々ぐらいかな?と思いました。ここは1000円でチケット4枚と交換するシステムです。大体のお酒とおつまみがチケット1枚と交換です。例えばよなよなビールですと4杯飲めます。
博多は何故かところどころで価格破壊が発生しています。私は結構東京で呑んだくれていますが本当に千円でべろべろになるせんべろの店には出会った事がありませんでした。
でも福岡ではせんべろのお店に簡単に出会えてしまいます。
働いている女の子にお願いしてポーズをとってもらいました。ブログへの掲載許可を頂いております。
awabar
福岡のコワーキングスペース、スタートアップカフェを見て来ました。ここは小学校を再利用した施設でコワーキングスペースの他にカフェや立ち飲み BAR が運営されています。
働いている女の子にお願いしてポーズをとってもらいました。ブログへの掲載許可を頂いております。
この BAR でお店の人に「東京から来た福岡に移住を検討中のエンジニアです」と伝えたところ、福岡のIT事情やら生活水準などを色々な事を教えてくれました。
そして偶然なのですが私が旅行前に参考に読んだブログのライターさんがそこで働いているというミラクルが発生。実際に東京から福岡に移住してみた感想などを色々質問。有益な情報がいくつか得られました。
- 福岡ではエンジニアが不足している(東京もそうだけど)
- 単価の基準が東京と異なる為スキルがある人材は流出する
- 福岡で一番お金があるクライアントは行政
- 福岡では PHP が多い
- 福岡では割とレガシーなプログラムが多い*1
というわけで福岡に移住する時に一番ネックになりそうなのがクライアントとの報酬を交渉する部分だと思います。震災を機に福岡へ移住したライターさんを紹介してもらいそのあたりの話を聞く事ができました。単価についてはかなりの温度差が推測されるので福岡で仕事を探すのは得策では無いのかも。福岡で仕事を得るには自身で雇用を作り出す気概が必要になりそうです。
- 福岡の家賃は安い
- 福岡の食事は安くてうまい
- 福岡には適齢期の女性が多い
福岡の家賃はとても安く、市の中心エリアでも家賃4万円もあれば十分だそうです、食事も安くて美味しいです。報酬が減ったとしても生活水中が上回る可能性もあります。
また若い女性が多いという話は良く言われているのですが、実際に行政側がIT企業を福岡に誘致したがっているらしいです。IT系の企業は大体男子の比率が高いのでそうなると色々な人たちの問題が一斉に解決するでしょう。そんなわけで今後は福岡でプログラマの求人が増える可能性もあると思います。
ちなみに福岡で一番家賃が高い地域は西新だそうです。これは学区が関係していて自分の子供を良い学校に入れたい場合は住所が関係してくるからだそうです。
またまた紹介された別の人から聞いたお話。福岡の人はやたらと人を紹介する習慣があるとかないとか。ちなみに彼はその唐津スイッチという施作を行政と一緒に行っていて、狙いとして地元のクリエイターを刺激するために、外部のクリエイターを誘致したいという思惑などからこのような施作が生まれている模様。
などなど awabar では有益な情報がたくさん聞けました。なんでも福岡のスタートアップの情報が全部この awabar に集まっているとかいないとか。
ちなみに私に色々な人を紹介してくれたスタッフさんは私が旅行前に参考に読んだブログのライターさんでした。彼女のブログは福岡に来る前に一読しておくと良いでしょう。
まとめ
ということで週3で働く在宅ワークのエンジニアは働きながら旅をすると色々な知見が得られるのでオススメです。もし福岡に行く場合はSTAND BY ME と awabar に立ち寄るのをおすすめします。
こちらからは以上です。