三井不動産のHOTELここだけPASSを使って 9/29-10/28 の間、Sequence Miyashita Park に滞在しました。宿泊した部屋は30日間で195,000円の Queen Room で公園側の部屋でした。部屋からの風景はこんな感じです。
本記事ではホテル暮らし初心者(?)が実際にやってみて感じたことをつらつらと書いています。
- ホテル暮らしを始めた動機
- 荷物について
- 住民票
- ポケットサマリー
- Sequence Miyashita Park で暮らしてみた感想
- まとめ
ホテル暮らしを始めた動機
単純にホテル暮らしを体験したかったからです。
部屋の引っ越しを機に、死ぬまでにやりたい事リストに入っていたホテル暮らしをすることにしました。期間については特に決めず、3ヶ月程度で東京に戻るかもしれないし、そのまま長期間ホテル暮らしをするのかもしれないのですが、そのあたりは何も決めずにスタートしました。
荷物について
荷物は今のところ以下で収まっています。
- 無印の88Lのキャリーケース
- 40L程度のボストンバッグ
- 30Lのバックパック
- サマリーポケット
キャリーケースの役割
ホテル間の移動はキャリーケースを宅配便で送ってもらいつつ、移動はバックパックに最低限の荷物を詰めて移動する事にしました。私は最初からキャリーケースを持ち運ぶつもりがなかったのでなんとなく無印良品のキャリーケースにしました。Rimowa とかおしゃれなのかもしれませんがどうせ宅配便にするので私には関係ないからです。
ボストンバッグの役割
冬服など、季節によって荷物が増減すると思うので、邪魔にならない程度のボストンバッグを購入しました。秋冬の時期なので、今のところフル活用している状況です。
バックパックの役割
いわゆるデイパックです。
サマリーポケットの役割
季節外れの服や捨てきれない荷物に関しては宅配型のトランクルームを使用することにしました。一応以下から比較検討したのですが、この辺りはあまり深く考えずにサマリーポケットにしました。
- サマリーポケット
- sharekura
- minikura
宅配型トランクルームは概ね以下のような特徴があります。
- 規定のサイズ以上のものは預けられない
- 預けるのは安いが取り出すときにそこそこお金がかかる
- 預けてすぐに取り出すときは余計にお金がかかる
そういった点もあるのですが、私は国内の主要都市のホテルに滞在する予定なので、ホテルまで段ボールを持ってきてくれて、集荷までしてくれることから宅配型トランクルームを利用することにしました。
というわけで今のところ私の荷物は以下のようになっています
- キャリーケース: コンタクトレンズ、洋服、靴、下着類などもろもろ
- ボストンバッグ: マウンテンジャケット、セーターなどの秋冬の洋服
- デイパック: ノートPC、キーボード、マウストラックなどの商売道具
- サマリーポケット: ボックスA: 順次取り出す予定の靴, ボックスB: 春夏の洋服
私はホテル暮らしを限定的な暮らし方と今のところ考えているので、無理に捨てたりしないでトランクルームなどを素直に利用したいと思っています。
住民票について
以下の方法を検討して、私は Unito を選択しました。
- Unito
- 杵築市移住
- 実家
Unito でフルリレント
住民票はUnito のリレントサービスを活用することにしました。私が利用している施設の特徴は以下のとおりです。
- 住民票がおける月額7-8万円のドミトリー形式のホテル
- 不在の日は1日2000円でリレント可能
- 1ヶ月フルリレントが可能
- 便物の受け取りや届いた書類を LINE で知らせてくれる。
これを利用すると、毎月2万円弱の支出が発生しますが住民票を都内に置く事ができます。本人確認が必要な書類に関しては受け取り代行ができないので、その時は東京に戻る必要があります。
杵築市、実家も検討した
他にもFIREの聖地と言われている大分県杵築市などで月2万円弱で部屋を賃貸する方法なども魅力的だったので検討しました。なんですが所得によって健康保険料金がだいぶ変わるので今回は見送りました。
実家に住民票を置くことも検討しましたが、同様の理由で Unito にしました。
ちなみに健康保険料の計算は以下を参考にしました。
千代田区: http://www.kokuho-keisan.com/calc/calc.php?area=131016
杵築市: http://www.kokuho-keisan.com/calc/calc.php?area=442101
Unito が最適解であるかは不明
実家が都内にある人でしたら実家に住民票を置くのが最適解だと思います。私は地方出身者で、今回は Unito を選択しましたが、これが最適解かどうかは分かっていません。
Sequence Miyashita Park で暮らした感想
若者向けのホテルで今時の作りの建物でした。部屋は広くはなかったですが、見晴らしが良い部屋で大分満足しました。ただ部屋には机などがなく、作業には適していなかったのでノマドワーカーは基本的に建物内4Fの VALLEY PARK STAND を利用する事になります。
宿泊者は600円程度でタンブラーを購入でき、ルームキーを提示する事で何度でもコーヒーか紅茶をおかわりできます。私は30日間、僅か600円でこのカフェを利用し放題でした。このホテルに連泊する時にはタンブラーの購入を検討した方が良いでしょう。
ちなみにコーヒーの味は可もなく、不可もなく、といった感じです。お昼以降の時間帯は人がいっぱいでした。私は午前中と夕方以降の空いている時間帯で利用しました。
食事に関してですが、私はあまり外食をしませんでした。近所に東急ストアフードステーション渋谷キャスト店があったので、そこでご飯を買う事が多かったです。お弁当、お惣菜、野菜、カットフルーツなどがそこそこタイムセールをやっていたのであまり食費はかかっていません。
そして商業施設や飲食店、ホテルの詳しい情報は既にネット上に溢れているので割愛します。
まとめ
初めてのホテル暮らしはどうなるのか不安でしたが、思った以上に快適です。その一方でちょっと困ったりしたことも出てきたりしていますが、それらを知恵と工夫で乗り切ったりして楽しく暮らせています。そして今はまだ海外からの観光客が見込めないのでホテルもマンスリープランなどに積極的なこともあり、思った以上に出費を抑える事ができています。
Sequence Miyashita Park はとても良かったです。交通の便が良く、部屋の見晴らしが素敵で、朝はコーヒーを飲みながらほぼ貸切状態の宮下公園を散歩し、お昼までおしゃれなカフェで作業して、お昼ご飯を食べに渋谷の街にふらっと出かける。みたいな日々でした。いやあ楽しかったですねえ。
荷物と住民票の問題はやや面倒ですが、逆に言うとそれさえクリアすればホテル暮らしは誰でもできると思います。宅配型のトランクルームは便利ですよ。住民票に関しては良いソリューションあるといいなあ。
そんなわけで、私は現在楽しく暮らせていて、この記事は京都で書いています。時々東京に立ち寄りつつ、日本中を旅して、この気ままな時間をしばらく楽しみたいと思います。