LINE Smart City ハッカソンに参加してきました
10/26(土), 10/27(日) に博多で行われた スマートシティを実現できるサービスを作ってみよう!
というコンテストに参加してきました。
ハッカソンのお題
以下のような課題を軸に、各自でアイデアを出し合いました。
- 観光客が福岡をより楽しめるようにする
- 福岡名物の屋台を便利にするようなサービス
- スポーツ観戦がより楽しくなるようなサービス
- 子育てがより便利になるサービス
- 街のクリーンアップに役立つサービス
参加してできたもの
今回私たちが作ったものは Line Food Helper という bot を作成しました。よかったら使ってみてください。
下記のQRコードで良かったらボットとお友達になってみてください
この bot には以下の機能を持たせています。
- chiken を含む言葉を発言すると近隣の
焼き鳥屋のお店一覧
を返す - motsunabe を含む言葉を発言すると近隣の
もつ鍋のお店一覧
を返す - fish を含む言葉を発言すると近隣の
寿司屋一覧
を返す - hungry を含む言葉を発言すると名前を呼びつつ
おすすめの料理一覧
を返す - それ以外の言葉はお腹すいていると判断して名前を呼びつつ
おすすめの料理一覧
を返す - 位置情報を伝えると、以後その近辺に関するお店の情報を取得するようになる
といってもデモ用のボットなので実在しないデータを返しています。
https://github.com/okamuuu/smartcity-hackathon-linebot
開発で苦労したところ
今回事前に VUI Fukuoka が行なっているハンズオンの資料が公開されていたのでこちらで予習することができました。事前に Messaging API と clova の予習をしていたので現地についてからの苦労はそんなにしませんでした。
チーム編成ですが今回は4人チームを組みました。ハッカソン慣れしているエンジニアが私ひとりだけだったのでほぼ私が実装を担当しました。ですが Flex Message といった一部の機能を駆け出しのエンジニアにお任せしたりできたので割とタスクの切り出しもうまくできました。とりあえずエンジニアリングは私が仕切ったのでそこは問題はありませんでした。
ただエンジニアが仕切りすぎて他の方がアイデアを自由に出せない状況を作ってしまったなーと正直反省しています。
それから、どうしたらいいのかなー、と思ったのが Webhook URL です。開発中は Webhook が ngrok で繋いでいる私の Macbook に届くようにしていたのですが、それとは別にステージングサーバーにデプロイして作業していました。そうすると Webhook URL が二つ必要になるのですが、そのために Messaging api のチャンネルを2個登録する必要があったので、そこがちょっと不便でした。
あとは ngrok は無料版だと都度 url が変わってしまうのでそうするとコンソール画面で都度 Webhook URL を変えないといけないのもちょっと面倒かも*1
反省点と良かった点
チーム内をエンジニアである私がが仕切りすぎたせいで、実装は可能なんだけどあまり特徴のないアプリになってしまい、当然ながら賞を頂くことはできませんでした。もうちょっと夢と理想を考えてみてもよかったと思います。
でも早めに実装切り上げて「これ使ってマネタイズとグロースどうする?」っていう話を最後に1時間ぐらい、みんなでできたのはとても楽しかったです。
最終的に得た学び
今回のハッカソンに参加して Bot アプリに可能性を感じました。Messaging API や Clova のような音声対話での User Interface はまだ新しく、今後いろんな使われ方がされるんだろうな、と思いました。特に音声入力が必要な仕事がたくさん生まれると思うので今の段階で学習できたので良かったです。
もし、音声対話の事あんまり良くわかっていないから最短で知りたい、という人がいたら以下の資料を読む事をお勧めします。
https://vuifukuoka.connpass.com/event/150316/
まとめ
というわけでこのような会を開催して頂きましてありがとうござます。参加者は確かに2日間だけは大変でしたが運営のみなさまはもっと長い間大変だったと思います。お疲れさまでした。おかげさまでまたエンジニアとしての経験値をたくさん稼ぐ事ができました。またこのようなチャレンジできる機会を頂けるとうれしいです。ありがとうございました。
こちらからは以上です。
*1:まあでもそれはお金で解決できる