We Are JavaScripters! @30th でLTしてきした。
JavaScriptを学びたい、もっと知りたい人のためのゆるくつながるというコンセプトの勉強会で発表してきました。
どんな会だったのか
勉強会だけどお酒を飲みながらお話ししましょう、という会です。基本的にフロントエンドの仕事をしているか、もしくはフロントエンドに興味がある人が集まっていたと思います。
何を話したのか
WEB では認証周りを Firebase Authentication で実装するととても簡単だったので React Native でも同じぐらい簡単だろうと思っていたら意外と大変だったのでそれを共有したいと思いつつ、いや、みんなも同じところで手こずるはずなのに誰もその事についてブログに書いていない、他にいい方法があるかもしれない。
という事で共有しつつ、英知を授かりたいので登壇しました。
他の方のLTについて
LT2 Vue でのCSSアニメーションの話 @daitasu
LT の2番手(1番は私)、ここでハプニングが発生し、プロジェクターが死亡。やむなくネット上の資料をそれぞれのPCで閲覧しつつ、合図に合わせて次にページに進むスタイル。
最後のデモで無事プロジェクターが復旧し、見事なオチがついていました。たぶん今後 Atomic Design の話がでるたびに原子が走るを思い出す気がします。
LT3 記事作成ツールのフロントエンドをNuxt.js × Atomic Designでリプレイスしている話 @comy
jQuery x Grunt でゴリゴリしていたサイトをリプレイス。Atomic Design は私も好きなアイデアなので聞いていて面白かったです。state 持って良いかどうかは好みの問題とかありそうですけど、ハンバーガーメニューなんかの state の管理は component に押し込めた方が楽ですからねえ。
LT4: 反復処理に速さを求めて @camcam_lemon
反復処理で本当に一番早い書き方はどれなのか?という謎の競技を開催し、それを共有して下さいました。 jQuery が謎に調子が良かったりして、何か特別な処理を入れているのかな?と思ったりしてとても興味深い話でした。まあ私はどれが早いかあんまり気にしないので、それゆえにこういう話は聞くのが楽しいです。
LT5: スポンサーLT(株式会社レトリバ様)
引っ越ししてまだ1か月ということなのですがそんな中で会場の提供をしてくださいました。会社が行なっている事業の概要をLT形式で紹介してくれました。
LT6: 無思考型個人開発のススメ @skmt3P
個人開発をするときは考えないといけないことがたくさん出てくるので考えなくて良いことは考えないようにしましょう、というお話し。例として Prettier と Lint のようなツールを活用しましょうというお話し
LT7: 『if文のはなし』 @ticktakclock
JS の if 文は true/false の判定ではなく、 trushy/falsy という非常に曖昧なものだったという事に気付かされました。私は普段型が無い言語しか触らないので面白いトークでした。本業が Android ということであまり私の周りには居ないタイプの人だったので色々と質問させて頂きました。
ちなみに Android の勉強会は Shibuya.apk がおすすめらしいです。フロントエンドの勉強会を一通り回ったら今度はそちら方面の勉強会に参加しようと思います。
LT8: 勝手に技術書でビブリオバトル「JavaScriptで学ぶ関数型プログラミング」 @sadnessOjisan
最近はすっかり技術書を読まなくなってしまったので、こういうLTは面白かったです。ビブリオバトルという概念も初めて知ったのですが、こういうのを飲み会でやったら面白いかも。こういう発見ができるのも勉強会の魅力です。
LT9: On the Evolution and Change of Riot.js v4 @kuwahara_jsr
Riot.js v3 => v4 かなり変更があるらしく、書き直しが必要になってくるので注意が必要とのこと。インターフェースが React に似てきたとか?
私は React.js と Vue.js を単体で使うことは少なく、 react-router だったり、 Nuxt.js だったりと、SPA を実装するときに使うケースが多い、ということもあるので Riot.js はあまり選択肢に入ってこないんだよなあ。
LT10: もっと画像を壊した話 @chikoski
jpeg はデータが壊れても無理やり表示することができるフォーマットなので動画を jpeg にしてちょっとデータに細工して連続再生したら面白いコマ送り動画が完成。
WEB Browser でゲームをレンダリングするようなお仕事をされているのかな?「画像を壊すときは Worker を使ってブラウザとは違うリソースを使っている」とのこと。
worker-dom
というライブラリを使っているそうです。 worker から DOM をレンダリングできる?という不思議な話をしていました。
フロントエンドのエンジニアを名乗っていますが、そこまでやったことなかったので今度実装してみたいと思いました。
あとそれから
詳しいレポートしてくれてる人が他にもいらっしゃったのでそちらの記事をご覧ください。
https://ozaki25.hatenadiary.jp/entry/2019/03/22/213445
会場について
株式会社レトリバさんの提供でした。新宿駅から割と近いのでなかなか便利な場所でした。途中でプロジェクターが繋がらなくなる、というアクシデントが発生しましたがその場で対応頂き、無事全員登壇できました。ありがとうございます。
会場を貸して欲しい
運営の方々によると会場探しが結構大変らしいです。以下、要件。
- 30-100人くらい
- プロジェクター/マイクがある
まとめ
今回の勉強会で新しく手に入れたナレッジは以下の通りです。
- JS の if 文は true/false の判定ではない
- ビブリオバトル
- worker-dom
ちなみに
ネタがないから登壇できない、というのはごもっともですが、登壇しなきゃいけないからなんか作る!みたいな登壇ドリブンディベロップメントは意外と捗りますね。
というわけで次回は目黒界隈の勉強会に向けてTDD*1したいと思います。こちらからは以上です。
*1:登壇ドリブンディベロップメントのことです。この勉強会の主催者から教わりました。